店名:寿し幸
番号: 0955-72-7354
時間:11:30~14:00 17:00~21:00
定休:水曜日
駐車:4~5台
【お店の紹介】
安くておいしいを売りにした、なんと50年目となる地域密着型のお寿司店。お店の場所は宮島醤油工場がある通りの脇道に入ったところにあり、少しわかりにくいところにあります。
店内はカウンターが5~6席(現在は密回避の為に3席になってます。)に座敷にテーブル席が6~7個。さらに個室があります。さらに障子で部屋を分けることが出来るので、個室がいい!という方は予約の際に相談されることをお勧めします。
お店としては店内飲食・出前・テイクアウトを提供しており、テイクアウトの場合のみ100円引きとなります。下記画像は出前用メニューとなっています。コロナを機にテイクアウトメニューを増設したそうです。
古くからあるお寿司屋さんですが創作寿司やどんぶりもメニューに取り入れており、サーモンロール(1000円)やアボカドロール(1000円)や高級ガリ巻きという珍しいものもあります。種類も多く値段別のコース料理もあるため、ランチだけでなく飲み会にも使えるお店となっています。
【料理の紹介】
お昼がおいしくホームページのコース料理の写真が美味しそうだったため、ここを食事会に選ぼう!ということで今回は3,300円コースを注文。ちなみにコース料理は前日までに予約しなければならないのでご注意ください。3300円意外だと3850・4400・5500円となっていますが、値段設定の相談には応じてもらえるそうなので、宴会などでは1000円単位で会費を用意しやすい料金体系にするのもありです。
まず最初は刺身。鯵、タイ、サーモン、あとはヒラマサかな?が乗ってました。なぜサーモンとアジはこんな小さいサイズに切ったんだ・・・?それはともかく味は普通においしい。寿司屋の刺身がまずかったら頭抱えていたところです。
次が前菜のサラダ。魚介のカクテルサラダとなっており、ぶつ切りのマグロ・サーモンがトマト・モッツァレラチーズなどと和えてあり、そこにいくらとレタスで彩りを添えてあります。ドレッシングは最低限かけられており、チーズの塩味と魚介の味で食べていく料理となっています。
あ、でも箸だと食べにくかったので、フォーク用意してもらえるとありがたいです。
まさかの寿司やでグラタンが登場。具材はたまねぎやエビ、しめじにブロッコリーといったものが大きめに入れられており、味も変な魚介くささもなくおいしくいただけました。
個人的にこれが一番お気に入りでした。なんとマグロのあご肉ステーキ。ほろほろに柔らかく、牛肉を食べているようなジューシーさがありました。脂がかなり出るため量が多いとくどくなるでしょうが、幸いコース料理で脂が強いのはこれと後に出るから揚げくらいだったので、胃がもたれるといったこともありませんでした。ああ、白飯で書き込みたい味だった。
これは魚の煮つけ。ちまちまとつまみながら食べてました。野菜類もしっかり煮込まれており、塩味は薄めに食べやすいものとなっていました。白米のおかずに食べるなら薄いと感じるかもしれませんが、単体で食べるのでこれくらいがちょうどいい。
これはなんのから揚げ?と思うかもしれませんが、なんとカワハギのから揚げ。カワハギは昔刺身を肝醤油で食べたきりだな・・・あれ何年前だっけ。
香辛料系と思われますが、不思議な匂いとカリカリに揚げられたスパイシーな衣で覆われ、身はほろほろでしっとりとしていて食べやすかったです。あの衣は・・・一番近い味はケンタッキーの衣の味でしょうか。ただ衣自体はケンタッキーと違い薄めです。
メインのお寿司。ヒラマサ・イカ・マグロ・タイの4貫。刺身とネタが被ってるのがありますが、3300円コースなのでしょうがない部分はあります。あ、味はおいしかったです。
なんとデザートもありました。パンナコッタとチーズケーキ。パンナコッタはプルプルしっとりでおいしく、チーズケーキは温かさがあったから、これ外注じゃなくお店で手作りしてるのか!?と思いました。いや、普通においしいよ!調理人さんのなかに西洋料理出身の方でもいるのだろうかと思うようなコースでした。
以上8品がコース料理となっています。ガツガツ食べるようなメニューでなく、少しずつ味わう系のものが多かったので、男性中心の飲み会で使うならもっと高めのコースにするか単品プラスで注文したほうがよいかもしれません。反対に女性中心の食事会なら好き嫌いを選ばず食べれて盛り上がると思います。
でも生魚以外の料理も見た目も鮮やかでおいしかったので、そういう意味でも幅広い人に勧めやすいお店でした。店員さんたちも人当たりよく過ごさせてもらいました。ただ駐車場が停めれても5台くらいなので、乗り合わせも考慮してこなければならないのがなんてんです。