店名:長谷食堂
番号:不明
時間:11:30~不明
定休:昼:月・金・土 夜:月~水・日
駐車:無
【お店の紹介】
呉服町にあるカレー専門店兼食堂。辻薬局ビルの近くにあるタイムズの駐車場の隣にあり、以前はイタリアンのボニートや中華料理店の丸高が営業していたビルに入っています。営業日がかなり変則的であり、昼のみ営業している曜日と夜のみ営業している曜日があります。通して営業するのは木曜日だけとなっています。
店内はカウンター席に2人がけテーブル、4人掛けテーブルが1つずつ。さらに座敷席があります。
メニューは黒毛和牛を使ったビーフカレー(900円)にカツカレー(980円)、さらにカツ丼カレー(1100円)やカレーうどん(800円といったカレーメニューがメインとなっており、さらにチキン南蛮・アジフライ定食・ロールキャベツ定食が980円。煮魚・焼き魚定食が1000円で魚の種類は日替わり。トンカツ定食が1280円。貝汁定食が1380円となっています。
さらに一品物としては餃子やあさり味噌汁があり、全体的に魚肉系メニューが多くなっています。
【料理の紹介】
今回はカツカレーを注文。カツカレーは昔ながらのステンレス皿にたっぷりのカレールーと厚めのカツ。さらに脇に野菜サラダがのせてあります。
カレールーの味はあまり辛さは感じない甘口。しかしバーモンドのようなはちみつ系や、ハナツバキのようなフルーツ系の甘みといった甘さが強く出たタイプでなく、うま味も兼ね備えたご飯が進むタイプです。どこか懐かしさがありますが、しっかり大人味。カレールー自体もかなり硬めのため、ご飯としっかり絡んでご飯が進みます。
カツは80円で追加とは思えない厚み。一口で食べるのは正直無理なサイズです。ご飯もそれなりに量があるため、見た目よりもボリュームがありしっかりお腹いっぱいになります。
また別日にチキン南蛮定食(980円)を注文。カレーにも使われている銀のプレートにサラダとサラダパスタがあり、小鉢として冷奴とそうめん、あとポテサラがあります。南蛮頼んでこんな白い定食も珍しいな。ちなみにご飯は普通盛ですが、器のサイズがミニどんぶりくらいのサイズがあるため、ご飯の量は多めです。
南蛮は甘酸っぱいタイプで酸味が強め。そして甘酢がかなり粘度が強く、南蛮に絡むどころかコーティングされてるレベルです。餡がしっかり絡む分、この酸っぱさが前面にやってきます。甘めが好みの南蛮が好きだと少々厳しいかもしれません。
さらに鶏ももはしつかり揚げてあるタイプで鶏皮は鶏皮せんべいみたいにザクザク。ここに甘酢あんがコーティングされ、この餡が固まりさらに硬さを強くしており、ここまでザクザク感を感じる南蛮は初めてです。もはやガリガリといってもいいくらいの硬さがあります。
だけど中の身は鶏ももということもあり、ジューシーで柔らかい。ここまで外と中で食感のギャップがあるのもすごいですね。
カツカレーもそうでしたが、全体の見た目に反して食べてみるとボリュームがすごい。7割くらい食べたところでお腹が苦しくなってたくらいなので、量に自信がない方はご飯を少なめにしてもらうか、麺類や丼にするのも手です。