店名:銀河食堂の夜
番号:0955-74-0345
時間:11:30~14:00
定休:月・木
駐車:有
【お店の紹介】
東唐津にある古民家定食店。昔家族が住んでいた築140年の木造建築の建物をリノベーションし、野菜系定食を提供するお店となりました。
駐車場は店の隣に砂利スペースに5台停めることができます。真ん中手前だけは奥の車が出るためのスペースのため、奥の3か所、手前の左右2か所に停めることができます。
トイレに向かう廊下に看板猫がおり、基本は廊下に置いてある昼寝スペースで寝てます。猫を愛でたい!という方については日中ほとんど寝てる(食べに行った間ほとんど寝てました)ので無理に触ったりしないようにしてください。
店内は二人席が2つ。4人がけテーブルが2つ。そして座敷席が一つとなっています。大広間の中にこれらの席があり、襖で仕切られています。
メニューのメインは7種の野菜惣菜と日替わりデザートがつく7種と甘味の御膳。
そしてデザートがなくなる代わり10種類の惣菜がつく10種の小鉢の御膳。たくさんの野菜をいろんな味付け・調理法で食べられる種類の多さがコンセプトとなります。食事メニュー注文者には550円でデザート・ドリンクセットが追加できます。
もう一つの売りは羽釜で炊いた白飯。一人ひと窯で注文ごとに炊き始めるため、30分は待つ必要があります。そのためお急ぎの方はご注意を。
軽めのメニューとして一汁三菜の御膳。こちらは予め用意された白米と主菜一つ、副菜三つと汁物のシンプルなラインナップ。あまり時間をかけられない人向けです。さらに要予約で野菜や加え魚介類の主菜も使われた松花堂御膳もあり、全体的にゆったり食事をする方向けです。
【料理の紹介】
今回は10種の小鉢の御膳(2200円)を注文。10種類の小鉢にジュース、味噌汁、漬物、羽釜ご飯のラインナップとなっています。
やっぱり気になるのは真ん中の野菜に炊き出し。今回はかぼちゃ・昆布・アスパラ・かぼちゃ・こんにゃく・荒野豆腐・とまとというラインナップ。この手の料理でトマト・アスパラは珍しいですね。
味付けは和風ですが、野菜の味がしっかりしているので塩味は抑え気味。しっかり味付けされているのはこんにゃく・高野豆腐くらいでした。食べてて健康を気にかけてるわ自分~という気分になれます。
メインである車麩のフライ。そこにニラのソースがかかっています。さすがにお肉と勘違いするほど!というレベルの錯覚はないものの、しっかりと味と感触があり、十分おかずになります。くるまふってこんなもっちりしてるものなんですね。昔すき焼きに入ってるの食べたことがあるけど、あれはどちらかというととろっとしてたので。
茶碗蒸しは柔らかめで具材は刻んだ梅のみ。ですがこの梅がちゃんと合う。和風目であっさりの出汁と梅の風味がちゃんとマッチしてる。茶碗蒸しに梅・・・?と思ってましたが、この組み合わせは試してみたい。
味噌汁は出汁をメインに味噌を使いすぎず塩味を抑えた味付け。その代わり具材をたくさん入れてあり野菜の甘みが溶け出しているため、薄いという感じは全くありませんでした。
副菜はズッキーニの煮浸し。刻み野菜の酢漬け。もち麦のヨーグルト和えといったラインナップ。ズッキーニの煮びたしはさすがに初見ですが、味わいは確かにナスとは違う。ナスよりかは芯がしっかりしていて崩れず、だけど柔らかい。味自体はナスよりも主張が弱めです。ズッキーニにもこんな食べ方があるんですね。
そしてやっぱり気になる羽釜ご飯。量としては茶碗一杯半くらいあります。そして味はみずみずしく柔らかいものの、ちゃんと米粒がたっています。ただ時間がたってくると羽釜の熱でおこげが出来てきますが、その分硬くなってくるため、柔らかいご飯を食べたい場合は早めによそってください。
全体的に優しい味付け。そしてこの中で油を使った料理はくるまふときんぴら、あとタケノコくらいでしょうか。この中で動物性タンパク質って卵だけなんですよね。そのため間食した後もお腹が満たされてるのにすっきりしてます。重くないんです。