店名:ジャンビースタイル
番号: 090-5749-3436
時間:11:00~0:00
定休:不定休
駐車:有
【お店の紹介】
原にあるフランス料理店。鏡方面から原にほうに上る道の途中にあるハンバーガー店の向かいの小道から入り、そこから道のりに走ると住宅街のなかに一戸建ての見た目をしたお店があり、それがジャンビースタイルとなります。敷地の入り口に木製の看板が置いてあるため、それを目印に行きましょう。なかなかわかりづらいため、事前にどのみちから入るのかは確認しておきましょう。
店内も戸建て住宅のリビングを客間にしているため、部屋自体は一部屋のみ。そこにテーブルが3~4つほど配置されています。平日でもグループでの利用が多く満室でお断りしていたため、予約自体は必要ありませんが、確実に利用したいなら電話予約をお勧めします。当日でも予約は可能です。
メニューはコース料理のみ。ランチは1500円コースのみとなっており、ディナーでは3000円・4000円コースを基本に予算に応じてコースをお願いできます。提供される食材は野菜が中心であり、敷地内で栽培されている無農薬野菜を使った料理が提供されています。
【料理の紹介】
今回はランチ利用のため、1500円コースを利用となります。1500円コースでは前菜・スープ・主菜・ご飯orパン・デザートとコーヒーといった組み合わせとなります。
まずは前菜。野菜とサラダパスタとなります。ミニトマトにひじき・きゅうり・エンドウ豆の底にサラダパスタが敷いてあります。ひじきが前菜で出てくるって珍しいな。
なにこれこのミニトマトめっちゃ甘い。
いや、それなりに甘いミニトマトは食べてきたつもりだったけど、何この甘さ。フルーツみたいな甘みなんて表現有るけど、ほんとフルーツだよ。それどころかフルーツ超えてきたよ シロップ漬けのミニトマトと言われたほうがまだ納得できるレベルの甘さです。
次はスープ。今回はごぼうのポタージュです。ごぼうとなると土臭さが気になる食材ですが、ゴボウの癖はなく、しかし味はしっかりゴボウです。飲みやすくもちゃんと野菜を飲んでいると感じられるポタージュでした。
こちらはメイン。豚肉のソテーと焼き野菜のバターソース添え。焼き野菜はオクラ・いんげん・スナップエンドウ・ナス・じゃがいも・ごぼう・玉ねぎと種類豊富。豚肉もボリュームたっぷりで食べ応えがありそうです。
じゃがいもはホクホクでじゃがいもの味がしっかり出ていておいしい。バターソースをつけてもおいしいし、ぶっちゃけつけなくても十分すぎるほどおいしい。じゃがいも単体をこんなしっかり味わうのって久しぶり。
スナップエンドウもさやいんげんもおいしい。これまでさやいんげんやエンドウって彩り要員くらいでしか食べたことなくて印象に残ることはなかったのですが、ちゃんと野菜の味が出てておいしい。シンプルなのに食べ飽きない。
ごぼうもホクホクでおいしかった。こうみるとゴボウって結構太いんだな・・・
次に豚肉のほうを食べてみます。豚バラブロックを使ってあるため、脂が多めの甘みのある豚肉。こちらはしっかりと味をつけてあり、バターソースのほかにカレーの風味も感じられます。野菜はシンプルな味付けな一方でこちらはしっかり味付けであったため、味のメリハリが効いてよかったです。
主食はごはんかパンかを選べます。今回はパンを注文し、きたのはプレーンパン3切れとなっています。これはどう考えてもバターソースをつけて食べろということだろうから、つけて食べてみます。 うむ、やっぱりこれが合ってる。パン自体は味がついていないプレーンなので、これはつけないと物足りないです。
最後はデザート。ミルクプリンとブリュレ、ホットコーヒーとなっています。デザートも野菜系で来るかと思いましたが、よく考えたら野菜系のスイーツってあまりイメージないな。サツマイモ系くらいかな。
ミルクプリンは結構甘めです。ミルクの風味はしっかりありますが、こちらはTHEスイーツといったところです。一方でブリュレは焦がしカラメルの苦みがあり、舌のプリン生地自体も卵の風味が強く、甘さは控えめ。そのこともあり苦みが効いた大人のスイーツでした。ミルクプリンとブリュレでバランスをとってあるので、交互に食べるのをお勧めします。
いやー、1500円でこのクオリティの料理が食べられるとは思いませんでした。料理もあまり待たずに出てくるので、次の料理が出てこず手持無沙汰になることもないのもよかったです。