店名:うどん高浜や
番号:0120-095-586
時間:11:00~17:00
定休:水
駐車場:有
【お店の紹介】
7月17日に新しくできたうどん専門店。おさかな村の大黒亭があった店舗跡に出来ています。こちらは福岡県早良区にある高浜やの2号店であり、讃岐や博多うどんとは異なる「津田屋流 豊前裏打会」に加盟するお店であり、その特徴はもちもちとしながらも透明なのど越しのよい麺と独自の方法で出汁をとったスープ。唐津はもちもちのコシがまったくない牧のうどんが浸透しているなか、新たなうどんとして唐津にやってきました。
店内はカウントが5席。2人掛けのテーブルが2つ、4人がけのテーブル席が5つとなっています。
メニューはかけ・ぶっかけうどんの二種類をメインにミニうどんとどんぶりがセットになったセットメニュー。そして単品のごはん類です。 こちらの売りは切りたて茹でたて。注文があってから麺を切り茹でるため、提供に時間がかかるとされています。コシの強いうどんのため、コシを活かすためにも出来立てにこだわっています。
かけうどんは450円からきつね、わかめ、みぞれなどオーソドックスなうどんがそろいます。さらに釜玉・つけうどんに温・冷2種類のぶっかけがあり、具材は野菜天やごぼう天となります。こちらはうすくささがきにしたゴボウをかきあげのようにして揚げたごぼう天も名物のため、かけうどんを食べるならごぼう天をお勧めします。
セットは丼とミニかけうどんのセットメニューであり、どんぶりはカツ丼・牛とじ・そぼろ丼・天丼。これらは丼は通常サイズで、丼もミニサイズになるミニミニセットは730円でごぼう・カツとじ・牛とじ・小エビ・そろぼの5種類となります。
【料理の紹介】
今回は野菜天のぶっかけ(冷)を注文。野菜の種類はナス・大葉・にんじん・かぼちゃ・さつまいも・ごぼう・エリンギとなっています。さらに厚切りの鰹節に刻みのり・輪切りのネギとすりおろしの生姜が具材となっています。
まずは麺から。麺自体は目で見てわかるほどの透明感。そしてかなりの細麺です。食べてみると売りにあったとおり、非常にのど越しがよく弾力があります。しかし讃岐のように押し返してくる弾力でなく、もっちりしており、弾力がありながらもちっとしているので嚙みきれる。細麺である点もかみ切りやすさの一因となっています。九州のうどんであるため、かけた出汁も魚介出汁がききながらも甘めの醤油。丸亀のぶっかけは塩味が強かったので口に会いませんでしたが、このぶっかけは食べやすいです。
次に具材です。野菜天はぶっかけで当初は汁に浸かっていないためサクサクしていたおいしい。味わいはシンプルに野菜の甘みのみで構成されており、これはうどんと一緒に食べるよりも、別々に食べたほうが食べやすいと思います。
また厚切り鰹節が具材として使われるのって珍しいのですが、この厚切りが想像以上に存在感が強い。うどんに香りをつけるサブ程度に思っていましたが、これは具材です。
盛岡冷麺に近い食感ですが、冷麺よりももっちり感が強く小麦の風味が強いといったのが今回のうどんの特徴です。そのためコシが強いうどんが好きだけど、強すぎるのは苦手。また甘めのスープが好きならお勧めです。