唐津のお店を食べ歩き、持ち帰り。

唐津にある飲食店、テイクアウトのお店で食べたものをレビューするそんなブログ

赤身肉がおすすめの焼肉店 炭火焼肉なりちゃん

店名:炭火焼肉なりちゃん

住所:佐賀県唐津市海岸通7182−4

番号:0955-58-7366

時間:17:30~22:30  

定休:木

駐車:有

 

【お店の紹介】

 2023年4月に西唐津に出来た焼肉店佐賀銀行西唐津支店の隣にあり、以前ふとっぱらというお店があったところに入っています。

 店内はカウンターが5席程度、さらに座敷タイプの4人掛け個室が1つ。4人掛けのテーブルが2席、掘りごたつ式の座敷席が2つとなっています。ただカウンターとテーブル席には排煙ノズルがないため、基本的に座敷席優先で座る形となります。なんでテーブル席には排煙ノズルがないんだ。

 席同志はくっつけられないため1~4人くらいを想定した少人数の食事会や一人焼肉向けの内装となっています。

 メニューはカルビ(1000円)や上カルビ(1300円)、さらに赤身にロース、塩タン、ハラミ、トモサンカクといった様々な部位に牛肉をメインに提供されており、そのほかでもミノやマルチョウ、ピリ辛ホルモンなどの内臓系。そして豚バラ、有田鶏、さらにサムギョプサルセットといった焼肉系が用意されています。基本的にお肉は奇をてらったものはなくオーソドックスなものがメインとなっています。

 サイドメニューは刺身盛や唐揚げ、ハンバーグ、にんにくホイルといったおつまみ系やビビンバ・スンドゥブ、シーザーサラダなどとこちらもオーソドックスなものが揃っています。

 

 

【料理の紹介】

 

 こちらはサムギョプサルセット(900円)豚バラブロックにサンチュが4枚、サニーレタスが2枚と特性タレがついてきます。サンチュやサニーレタスなどもついて900円ならお得だな。

 結論としてはおいしかった。というかこの特性タレがおいしかった。少しピリ辛な感じもあり、旨味と塩味がちょうどよい。変に口に残らず包んでいる葉物野菜が豚の脂を残さずに飲み込めるため、非常にバランスがよく食べやすい一品でした。

 

 これはカルビ(1000円)と赤身(1000円)。一緒に出されたからどっちがどっちかは判別しづらいのですが、さしの入り具合を見る限り左がカルビの可能性が高そうです。

 カメノコウはモモの内側の部位らしく、歯ごたえのある食感が売り。そのため焼きすぎずに硬くなりすぎないように焼くのがコツだそうです。

 確かに食べてみると肉質は結構固め。軟骨が含まれているようなコリコリした部位がところどころにあり、しっかりとした噛み応えがありました。結構固めの食感であるため人を選ぶタイプです。そして脂身は非常に少なく、焼いているときも全く火柱が上がらなかったくらいです(サムギョプサルは結構火柱が上がってました。)

 次にカルビ。こちらは見た目通りのカルビで柔らかく脂をしっかりと感じる部位。そのためこの二つは値段は一緒ですが両極端な部位でした。

 

 こちらはスンドゥブ(800円)。これが結構辛い!ストレートに飲むと熱さもあいまってむせたくらいです。辛いのが得意という人くらいじゃないと飲むのきついじゃなかろうかと思いました。

 具材はあさり・にら・絹ごし豆腐・豚バラ薄切り・たまごです。

 このスンドゥブが真の姿を現すのはこの〆のサリ麺(150円)をくわえてからです。ちなみにサリ麺というのは韓国のインスタント麺の一種であり、一つのブランドであるためサリ麺という種類の麺があるわけではないです。

 麺のタイプとしてはちぢれ系の卵麺。サッポロ一番醤油味の麺が一番イメージに近いかな。

 これをそのままスンドゥブにイン。そしてこの麺ですが結構量があり、器がぎりぎりになります。これだけで結構お腹が膨れたくらいでした。

 そしてこのたまご麺と小麦の風味がスープに溶け出すことでスープ自体のとがった辛みが中和され、麺にもちょうどいい味がつきするすると食べられるようになります。それでも辛いのには違いありませんが、むせるほど辛いということはなくなり、正直スンドゥブはよほどの激辛大好きとかじゃなければこの〆の麺がワンセットのメニューだと感じました。

 

 メニュー全体を見てもお酒を前提とした飲み焼肉というよりも、赤身系が多いことからご飯や麺を中心にしたご飯焼肉向けのお店だと感じました。自前の駐車場があることからも車で行きやすくある程度年齢のいった家族や気を使わなくていい仕事仲間同士の利用におすすめです。