店名:そば処田なか
番号:0120-095-586
時間:11:30~14:00 18:00~20:30(予約時のみ)
定休:火
駐車場:有
【お店の紹介】
中原にあるそば屋。パン屋LULUの隣にあり、見た目は完全に民家であるため、登りが出ていないと気付けないため、予め外観を見てから行くことをおすすめします。駐車場は店舗隣の共同駐車場に二台あります。
店内は二人掛け・四人掛け・六人掛けのテーブルが一つずつ。民家の一室をイートインスペースにしたような内覧をしており、少人数での利用をそうていしたお店となります。
メニューはそばが中心。そばらサラダにそばがき、十割そば、そば寿司、蕎麦湯、そばくずとコーヒーが楽しめる唐津コース(1500円)や、鴨だしと鴨のソテーが追加される鴨コース(2300円)と鶏コース(2300円)
そば単品であれば800円、そば・そばくず・コーヒーのみが1200円となっています。夜は予約があったときのみの営業のため、基本的にお昼営業がメインとなっています。
【料理の紹介】
まずはそばサラダ。そばサラダってなんだ?と思っていましたが、そばを太く短く刻んだものと、茶そばを同じく細かく切ったものを野菜と一緒にマヨネーズであえたもの。マカロニサラダのそば版といった感じです。
味としては結構濃いめ。マヨネーズの味がメインで、そばは食感を楽しむ存在として入れられています。太いためこしといったものはなく、変わりにかなりもっちりとした独特の食感です。このメニューの中で一番好みが出るかなと思いました。
こちらが十割そば。十割ということでつなぎの小麦粉が一切使われていない、そば粉100%のそばとなります。非常につるんとしたのどごしと強いそばの香り。つなぎがない分弾力は控えめですが、ぼそぼそといった感じはなくてコシ自体はしっかりあります。
こちらがそばがき。実はそばがきを食べるのは生まれて初めて。何度か蕎麦屋を利用したことはあるんですが、そばがきを食べるタイミングがなかったんですよね。
感触はかなりもっちりねっとりとしており、そばがき自体の味はかなり控えめでかかっている餡が味のメイン。その代わり口に残る分そばよりも強い香りを楽しめます。ゆでないため麺のそばよりも香りが残ることから香りを楽しむ料理だそうです。
こちらはそば寿司。シャリのかわりに茶そばを巻いてあります。一見するとなんちゃって巻きずしかと思いきや、これがおもしろいんです。
茶そばは寿司酢で締めてあるためまるでシャリのような甘酢っぱい風味。さらに普通の茶そばよりもねっとりとした茹で具合にしてあるため、口に入れてみると思ったよりも巻きずしなんです。噛んでいると「あれ?これ茶そばだよね?あれ?」となるくらい錯覚します。
シャリよりもねっとりとしてまとまって口の中に広がるため、結構シャリの酸っぱさが前面に来ます。
こちらはそばくずとコーヒー。そばくずはそば粉と葛粉を合わせたデザートであり、黒蜜ときなこでいただきます。
そば葛自体はかなり緩く、餅のような弾力はありません。つるんとした食感でのどごしのいいデザート。味自体はわずかな塩味とそばの風味がメインでするすると食べられます。全体としては黒蜜ときなこで結構甘くなるため、それをコーヒーでリセットしながら楽しむといった感じでした。