店名:彩食亭 やま吟
番号: 0955-75-3112
時間:17:30~23:00
定休:月曜
駐車:なし
【お店の紹介】
材木町にオープンした和食処。吉野家がある十字交差点から町田方面に向かう道の途中にあり、炭焼鳥達磨や、たまり場の近くにあります。以前「遥か」というお店が入っていたところとなります。ちなみに専用駐車場がないため、有料駐車場に停める必要があるので、その点はご注意ください。
店内は木を使った落ち着いた雰囲気。カウンターが4席に、広めの個室が2つあり、それを仕切りで分けることでさらに人数ごとの個室となります。このため6~10人での利用だと仕切りや床板をとることが出来るため、完全個室で利用することもできます。
メニューは魚をメインとした和食メニューを中心に、焼き・揚げ・サラダなどの各ジャンルで最大6~7品あります。居酒屋としてはメニューは少なめかな?
それと定期的に変わるおすすめメニューがあります。ちなみにコースはありますが飲み放題はありません。
【料理の紹介】
今回はおすすめメニューを中心に選びました。やっぱり他のお店にないものを頼みたいと思いましたので。まずは酢〆イワシの炙り。ポン酢をかけていただきます。
しっかり酢で締めてあり、ポン酢もあり酸味が強め。炙ったぶんの香ばしさもあり、鰯の脂の旨味もあって、ちょこちょこつまむのにちょうどよい一品。ただいきなりこれだと舌が驚くかもしれません。箸休めや口の中をリセットさせたいときに頼みたい一品ですね。
こちらは人気ナンバーと書いてあった甘鯛の鱗揚げ。鱗揚げ、実は初体験です。880円だったので、一切れ440円・・・440円・・・単価を考えてしまうのが、性だよなあ。
添えてあるレモンをかけると、パキパキと鱗が動く音がします。あかん、もうおいしいとわかる音やん。
食べてみると砕ける鱗の食感がすごい。硬いけど薄いので、ものすごいパリパリ感を感じながらもさっくりと噛み切れる。非常に歯切れがよく、油のきれもよい。そして対象的に身のふわふわ感もすごい。味付けは塩のみで、表面に少し感じさせる程度のものですが、魚の旨味が後から少しずつ広がっていく感覚。これは贅沢品ですね。人気があるのも頷ける。
そして備え付けの野菜。食べてみると、ん?苦い。これズッキーニかと思ったらゴーヤだ!でもこの苦味は嫌いじゃないな。家で作ったゴーヤは咀嚼に決意がいるくらい苦かったのに、この違いはなんだ
他の品に対して異色さもあり注文した坦々冷麺。麺の色は卵色でなく、肌色。どうやらら盛岡冷麺のような弾力が強い麺ですね。
豆乳が使われているので、あまり辛さがなく食べやすいものの、麺の効果もあり腹に貯まるなこれ。シェアして食べるほうがいいですね。
気になってただし巻き卵。なかなかのサイズですね。
食べてみるとこれは甘いタイプでなく、だしがきいた味付けで、茶碗蒸しの卵のような風味です かなり柔らかめに整形されているため、口当たりが軽い。醤油とおろしをかけると存在感が増します。非常にさっぱりしているので、これは最初か最後に頼むのがいいですね。
結論としてはあまりお酒を量で飲まないメンバーでの飲み会や二次会に使いやすいお店かなと思います。量で出てくるところでなく飲み放題がないので、酒をどんどん飲んで楽しむのでなく、ちょこちょこつまみながらゆっくり楽しむところですね。
唐津の飲み屋街は案外二次会向けの飲食店が少なく、思いつくのは2~3店程度。スナックやカラオケに行く人が多いためか、二次会も食事場に行く人が少なく、いざ行きたいととなると二次会向きのお店って少ない。ここは23時まで空いてて個室もありなので、その点からも二次会向きかなと思います。