店名:酒肴酔処 九絵
番号:080-7986-6239
時間:11:30~14:00(月~金)18:00~24:00
定休:日
駐車:無
中町に出来た居酒屋。青果店の隣にあり、真横に有料駐車場が隣接しています。新興町にある肴や 八一十の姉妹店であり、魚介類を売りにしています。
店内はカウンターと2~4人掛けのテーブル2つを中心とした少人数利用の席となっています。
メニューは700~1000台の魚・肉を中心とした創作メニュー。牛タンステーキやだし巻き卵、海鮮春巻、カルパッチョといった様々な創作に加え、不定期に変わるおすすめメニューがあります。
また2月より月曜から金曜の平日限定でランチ営業を開始。日替わり定食と海鮮丼の2種類で、日替わりの内容はお店のインスタで投稿されます。
【①:料理の紹介(ランチタイム)】
今回は海鮮丼(1000円)を注文。海鮮丼は味噌汁がセットでついており、刺身醤油と胡麻ダレを選択するスタイルで今回は胡麻ダレにしました。
ネタは五種類の魚介類が2〜4枚。このため10〜12枚のネタが乗っています。この日はサーモンにタイ、ハマチ、ヒラメ?、とびっこ、錦糸卵でした。
ネタはサイズが大きくその分薄め。薄っぺらいというわけではなく、しっかりご飯を包める厚みと柔らかさがあり、海鮮丼向きの厚みでした。サーモンはしっとり脂がのってて白身魚はコリコリで美味しい。
御飯の量ですが、結構多いです。どんぶり茶碗はうどん店で出るサイズで深さがあり、ご飯は茶碗1.5杯から2杯分くらい入ってます。ご飯の種類は温かい白米。お酢の味付けはないタイプで硬めの一粒一粒が感じられます。刺身とご飯を口に運ぶ割合は意識ご飯多めで入れていましたが、それでもご飯が余るくらいご飯は多いです。
そしてゴマダレ、海鮮丼は初めてでしたが、結構いいですね。ご飯と絡んでも醤油のように塩っ辛くなるようなこともなく、ご飯単体でも食べやすい。醤油だとそこに溜まって底のご飯が醤油でべちゃべちゃになって塩っ辛くなるのがきつかったから、刺身醤油よりもゴマダレのほうが好みに感じました。
目の前が海鮮丼専門店の亀山、さらに定食ならすぐ近くにランチの定食は1000円を切るあづまがあるなどライバルが多いメニュー展開ですが、海鮮丼が1000円で食べれるところは少ないので頑張ってほしいですね。
【②:料理の紹介(一品料理)】
仕事でいろいろとストレスが溜まりまくったのでやけ食いのために利用。いや、ほんと1日でこれだけのトラブルがやってくるってなにさ
こちらはおすすめにも出ている刺身の盛り合わせ(1100円)の一人前。一人辺り2切れ~4切れの刺身が用意されており、この日はカンパツ・タイ・ヒラメ・サーモン・ホタルイカとなっていました。
ヒラメにはえんがわも添えられており、さすがは魚屋が運営する居酒屋なだけはあります。何より白身魚を食べて初めて「あ、甘い」という感覚を味わいました。本当にコリコリでおいしかった。
こちらは海鮮梅紫蘇天ぷら(880円)。2~3種類の魚と切り身の間に紫蘇が刻まれており、それを梅肉ソースで味わうものとなっています。
これはメニューの説明にも書いてあった通り、揚物ながらかなりあっさり。魚自体には味付けはされておらず、歯切れのよい衣と紫蘇により見た目よりもかなりあっさりとしています。そこに梅肉の強い酸味が加わり、さらにあっさりとします。これは濃いめのお酒と合いそうです。
魚ばかりもあれなので肉系も注文。これは鶏とろの唐揚げ(660円)。鶏トロってなんだ?と思いましたが、これは胸やモモといったオーソドックスな部位でなく、鶏の肩身を使ったジューシーな唐揚げ。食べてみるとよく知る唐揚げとは全く別物でした。
まず鶏肉独特の繊維質がほとんど感じられない。鶏肉はももであっても繊維が避ける感じがありますが、これはほとんど感じられない。どちらかというと豚肉に近い肉質です。さらに脂身がすごい。モモや胸だと脂身は皮部分のみになりますが、これは4分の1くらいが脂ですごいジューシーで繊維質の少なさもありねっとりとした食感。
そこにニンニク醤油のガツンとした味付けが絡んでくるため、ビールやハイボールのお供ですね。
炭水化物も欲しくなったので海苔おにぎり(330円)。これはゴマ塩・梅・明太・塩の4種類から選べるタイプで、こんびにのおにぎりより一回り大きく厚みがあります。
米自体に塩味は抑え気味なため、ラストに〆として頼むのにちょうどよい塩梅です