店名:凡の風
番号:080-8350-1348
時間:11:30~14:30
定休:土日祝
駐車:なし
【店舗の紹介】
唐津市役所のとなり、唐津神社の通りを挟んだ向かいにある食堂。お昼のみの営業で土日祝休みという、市役所職員や銀行員向けに開かれているお店ですが、ご近所さんも結構利用されています。
店内はカウンターで15席ほど。おばあちゃんたちが料理をされていてまさに昔ながらの食堂の雰囲気を醸し出しています。
メニューは唐揚げ・生姜焼き・すり身天定食(680円)など定食メニューがメイン。他にもちゃんぽんやカレーといったものがありますが、どれも500~700円が中心のサラリーマンにうれしい料金設定。さらにテイクアウトも実施しているため、昼休みもあまり抜け出せない窓口業務もある業種の人たちに重宝されています。
お弁当については作り置きはなく注文を受けてからとなるため、待ちたくない場合は事前に電話して注文しておくことをお勧めします。
【料理の紹介】
今回は唐揚げ弁当(550円)を注文。値上がりが続くご時世に550円は非常にありがたいです。ご飯は鶏ご飯に変更しています。
白ご飯、とりごはんどちらでも値段の変更はありません。他には唐揚げ・野菜天・コロッケ・エビフライ・卵焼き・揚げナス・ごま豆腐・漬物・サラダとなっています。
弁当のほうが定食より割安ですが、その分味噌汁がなく、主菜も少し減っています。いや、店内飲食のほうがボリュームすごいので、こっちも十分なボリュームなんですが。
凡の風は揚げ物はすぐに提供するためにある程度作り置きしていたと思いますが、今回のはある程度サクサク感が残っていました。唐揚げは家庭の唐揚げのような、甘めの醤油風味。唐揚げ弁当だけど唐揚げは一個なので、どちらかというとミックスフライ弁当といった感じでした。
コロッケはただのコロッケでなく、牛すじが入っており、とろっとこりっとした食感があるため、見た目以上に食べた感じがあっておいしかったです。
凡の風の隠れた名物がこのゴマ豆腐。今回だけ入っているようなものではなく、定食でも常に提供されるねっとり感の強い豆腐です。
鶏ご飯は入れたてということでほかほかでした。味付けは濃いめで醤油の風味にごぼうの存在感があり、これ単体でも食べ続けられます。
周辺の弁当店が600円以上になっていくなか、このボリュームで550円で食べられるのはありがたいですね。