福岡系の影響を受け、とんこつが多い唐津のラーメン。しかし豚骨と言っても個性は様々。さらに醤油やみそ、台湾ラーメンなどを売りにする店もあり、たくさんのラーメン店が並びます。
今回はそんなラーメン店の数々を紹介。ちなみにばさらか、山小屋のチェーン店ははずしており、あくまでラーメン店のラーメンのみとします。
【濃い目のとんこつ】
【動物系がガツンとくるとんこつラーメン 一光軒】
店名:一光軒
番号: 0955-75-0131
時間:11:30~19:00
定休:日
駐車:あり
厳木町にあるラーメン屋。菜畑にあったラーメン店である一竜軒の跡を継いだラーメン店であり、立地としてはバイパスに乗り、岩屋ICで降りて大通りの方に出てくる道を行けば目の前に見えます。ただこのお店はかなりの人気で開店前からお客さんが待っている状態であり、開店10分もすれば座れなくなります。アクセスの悪さがありながら平日でも昼間は常時満員となる人気ぶり。
※大盛ラーメン
ラーメンは豚骨。それもスープには元となる食材たちが身も溶け込んでいるため、豚骨の風味がドストレートに飛び込んできます。ですが油っこいスープなのにどんどん麺を運んでしまう。癖になってしまうガツンとした旨さがこのラーメンの魅力ですが、食べれば間違いなく服に匂いがつきます。それを気にするならそもそも食べに来てはいけない系のラーメンですのでご覚悟を。
麺は細麺。豚骨の臭い立つラーメンが好きという方ならば好みに合うと思います。
【唐津のこってりとんこつの代表格 田の久】
店名:田の久
番号: 0955-78-1398
時間:11:30~14:00
定休:水曜・日曜
駐車:有
石志にある豚骨ラーメン店。平日でも開店と同時に行列ができ、根強いファンがいることが伺えます。ですがラーメン店である分回転率は結構早いため、行列の割には早めにお店に入れます。
メニューは豚骨ラーメンにチャーシュー麺。そしてご飯・餃子・炒飯とラーメンとのセットのみ。
ラーメンは非常にとろっとした濃厚豚骨ラーメン。飲むと動物系の風味が広がりますが塩味が強いというわけではないため、濃さがありながらもくどさはない不思議な感覚になります。
さらに田の久はチャーハンも名物の一つ。パラパラに炒めてあるチャーハンは脂っこさはなく塩コショウをメインとしたシンプルな味付けで思ったよりもあっさり目のチェーハン。濃い目のラーメンとバランスをとっているため「濃い目のラーメンにチャーハンは重そう」ということもありません。
【味の濃いこってりとんこつ なおちゃんラーメン唐津店】※現在は幸せの鶏ラーメンに改装。なおちゃんラーメンは提供可能
店名:なおちゃんラーメン唐津苑
番号:0955-53-8780
時間:11:00~14:00 17:00~22:00
定休:木曜
駐車:4台
21年2月に新しくオープンしたラーメン店。糸島に本店を持ち、唐津が2店舗目となっています。東町にあり、以前は一天というラーメン店が入っていました。
店内は食券式でまず食券を購入。カウンターが4席に2人がけテーブルが2つ、4人掛けテーブルが3つでそこまで人数は入りません。駐車場も4台分しかないので、昼時は外で待つ場合もあります。
メニューはとんこつラーメン(580円)に餃子、チャーハンがあり、チャーハンはセットだと1,000円になります。ちなみに替え玉は100円です。さらに無料トッピングとして揚げにんにく、生ニンニク(潰すようのやつで潰していれる)、辛子高菜、にらキムチ、食べるラー油がおいてあります。こちらは混む時間帯だと無くなってる可能性もあるので、トッピングを楽しみたいなら時間をずらしたが良いと思います。
ラーメンは脂たっぷりのこってりタイプ。田の久や一光軒のような動物系濃厚というよりも、味が濃い塩味の強いタイプ。味の濃さなら唐津の中でも現状トップかと思います。
ただ塩味の強さが後味をくどくしている面もあるため、濃い味が好きでないと終盤はきついかもしれません。汗をかいたときに食べたいラーメンです。
【オーソドックスな濃い味とんこつ 竜里】
店名:竜里
番号:0955-73-4920
時間:11:30~19:00
定休:日
駐車:有
一竜軒を引き継いだもう一つの店。こちらは店舗ごと引き継いでいるため、こちらのほうが一竜軒に近い味になっています。
お店前の駐車場は5~6台は停めれますが、店前は非常に停めにくいうえにお客さんが増えてくると路駐する車も増えるため非常に出入りしづらくなります。かといってファミリーマート駐車場を使うのは駄目とお店側も張り紙をしているので、少し離れた降下線下の専用駐車場を使いましょう。
店内はカウンターと二人掛けのテーブル席が数席とこじんまりとした店内。お水や紅ショウガの皿などはセルフ方式となっています。
メニューはラーメンとチャーシュー麺。そしておにぎりとご飯にラーメンへのトッピング(卵黄・メンマ等)替え玉もないので多めに食べたい人は大盛か(+50円)と特盛になります(+100円)
スープはストレートな豚骨ベース。飲んでみると豚の濃さと脂が喉を通っていきます。ただ背脂などが入っていない分、見た目ほどのくどさはありません。一光軒のスープは骨粉もスープに溶かしており、かなりドロっとした動物系の味が濃いスープでした。オーソドックスで好き嫌いが少ないのが竜里で、好きな人は大好きというのが一光軒となります。
濃いーのが好きなら一光軒。ノーマルな豚骨が好きなら竜里です。一光軒のほうが独自性を打ち出しているように感じます。
【黒と赤のとんこつが名物 麺王唐津】
店名:麺王唐津
番号: 0955-56-8500
時間:11:30~14:00 17:00~21:30
定休:なし
駐車:10台前後
鏡にあるラーメン店。店内はカウンターと奥にテーブル席があります。ちなみに辛子高菜は無料となっています。辛子高菜はテーブル席があるスペースの入り口にあるため、初見だと気づきにくいと思います。
メニューはラーメン(税抜き610円)から、焦がしにんにくを使った黒ラーメンや特定唐辛子味噌を使った赤ラーメン。さらに海老ラーメンといった変わり種もあります。
また11時~15時まで、ラーメンとセットでご飯一杯無料か半チャーハン180円で注文が出来るようになっています。
※黒ラーメン
スープはこがしにんにくたっぷりということで、やはりにんにくの強い香りがやってきます。ですが思いのほか焦がし成分が強く、他店の黒ラーメンよりも焦がし風味が強くなっています。そのためにんにく系の甘みはあまりなく、とんこつを強く締めるような存在感があります。ちょっと好みがでるかも
麺は細麺となっており、焦がしにんにくのスープと絡むためより濃いスープを感じられるようになっています。とんこつ自体は少し濃い目といったライン。
半チャーハンは半のわりにはそれなりに量があります。蓮華で崩してみるとパラパラなのがわかります。食べてみると塩コショウの味が最初に来て、その後鶏ガラ系と焦がし醤油の風味がやってきます。ラーメン屋のチャーハンとしてはそこまで味は濃い目ではありません。麺王のとんこつは濃い目なので、ラーメンと一緒に食べるならちょうどよいと思います。
【角煮と辛味噌が特徴の濃い味系 きあげ】
店名:ラーメンきあげ
番号: 0955-73-8080
時間:10:00~23:00
定休:不定休
駐車:なし
唐津駅の中にあるラーメン屋。店内はカウンターが10席程度、テーブルが2つあります。置いているのは豚骨ベースのラーメンであったり、チャーハンやライスセットといったオーソドックスなものとなっています。学生やサラリーマン向けのがっつり系が主なメニューとなっています。
学割ラーメンがあるため学校帰りや部活終わりの学生ががっつり食べたくて利用することも多く、特に駅中にあるため電車通学している学生がよく入っています。このためピークの時間が学生の帰宅時間に近く、普通の飲食店とは時間が異なるため注意が必要です。
また駅内であるため専用駐車場がありません。一応駅前に無料駐車場はあるものの、無料なのは20分までてありそれを超えると30分/100円となります。
こちらのラーメンの特徴はピリ辛に味変できる辛味ペーストと串に刺さったチャーシューです。このためよくみる薄く切られたものでなく、ブロック型に切られ食べごたえがあります。
麺は豚骨に多い極細。スープは豚骨ベースですが、ストレート豚骨じゃなく、なにかプラスで入ってますね。背脂はないまでも脂はあるほうのスープになっています。
辛みペーストは少し辛さを感じるくらいで、舌がヒリヒリするほどではありません。少しの辛さと酸味が加わった味に変化します。ただしこのペースト量でスープ全体の味を変えてしまうため、味を変えるなら少しずつ溶かしてとんこつスープに飽きてきたときに買える程度にしましょう。
【豚骨以外にも様々なラーメン有り 満生】
店名:らーめん満生
番号: 0955-74-3737
時間:11:00~23:00
定休:日曜
駐車:5台
新興町にあるラーメン屋。近代図書館の近くにあり、向かいに5台ほど専用駐車場があります。店内はカウンターが5~6席に二人掛けと4人掛けが5~6席あります。
メニューは豚骨ラーメンを中心に鶏そば・味噌・醤油・辛ラーメンがあり、豚骨もあっさり・こってりの2種類があります。それと定期的に創作ラーメンを期間限定で出しているため、気になる人は情報誌のkaratsunamiをチェックしましょう。よく広告を出していますので。
また月~金限定でランチセットを出しています。内容はセットメニューと変わりませんが料金が50円安くなっています。
スープにはかなりの脂が浮かんでおり、これは結構こってりしてそうだと思ったのですが、飲んでみるとあら不思議。最初はこってりとした脂とパンチが来るのですが、喉を通る時にはあっさり。不思議な豚骨ですねこれ。なのでこってりだけど体感としてはあっさりに感じました。
麺は極細のストレート麺。小麦の風味がつよく具材やスープとよく絡みます。チャーシューはあまり強い味付けはされていません。近くにあるきあげのチャーシューは角煮でかなり味が濃いため、ここは好みが別れそうです。
【あっさり豚骨】
【締めで食べるとんこつラーメン スタンドメニューまる八】
店名:スタンドニュー丸八(まる八ラーメン)
番号: 0955-74-6006
時間:18:00~02:00
定休:日曜
駐車:なし
中町にあるラーメン屋。夕型から深夜まで営業しているため、昔から飲み会の締めに利用されているお店です。以前はラーメン系メニューな中心でしたが、去年から居酒屋メニューも提供するスタンドメニューまる八としてリニューアルしました。
店内は手前に2人がけのテーブル席に、奥に5~6人が座れるテーブルがあります。店内は奥行きはありますがお店自体が細いため、長さほど広くはありません。
中町にあるラーメン屋。夕型から深夜まで営業しているため、昔から飲み会の締めに利用されているお店です。以前はラーメン系メニューな中心でしたが、去年から居酒屋メニューも提供するスタンドメニューまる八としてリニューアルしました。
店内は手前に2人がけのテーブル席に、奥に5~6人が座れるテーブルがあります。店内は奥行きはありますがお店自体が細いため、長さほど広くはありません。
ラーメンはオーソドックスなとんこつラーメン。豚骨臭さの香る細麺でTheとんこつといった風貌。スープ自体はそれなりにあっさりで、チャーシューは脂控えめでしっかりとした肉感があり、ももを使っているようです。
よく飲みの締めで食べられるため、あっさりでストレートタイプなとんこつラーメン。良くも悪くも強い癖がなく、強く印象に残らないタイプです。まる八を利用するよきも「解散する前に締めで何か食べるか・・・あ、まる八でラーメン食べようか」みたいな流れで行くことが多いので、まる八単体で利用するというより、色んなお店に行った流れでまる八に行くことが多いです。
【あっさり豚骨ラーメン 龍虎軒】
店名:龍虎軒住所: 佐賀県唐津市大名小路2−41番号: 0955-73-3026時間:9:00~20:00 定休:月曜駐車:4台
大名小路にあるラーメン店。ろうきんの隣にあり、一見すると駐車場が無いように見えますが、右隣にある共用駐車場の一部が龍虎軒専用の駐車場になっています。50年続く老舗であり、老夫婦が営んでいます。ちなみに木綿町にも同名のお店がありますが、あちらは中華料理が中心なので全く別のお店になります。
店内はカウンター6~7席程度あり、座敷テーブルにテーブルイスもあり、全体で15~20人程度入ります。
メニューはラーメンにチャーシュー麺。さらに卵なども入った特製ラーメン、ワンタンメンがあり、夏限定でアレンジ冷やし中華であるちんめんもあります。さらに竹炭を練りこんだ黒麵も特徴の一つです。
ちなみにサイドメニューはおにぎり・白ご飯・餃子の3種類のみとなっています。
スープはメニューにもあっさりラーメンと書いてあった通り、とんこつラーメンとしては結構あっさり目。
若干動物系の匂いを感じる程度で、とんこつの脂脂しい感じはあまりありません。長福のとんこつラーメンと比べると長福のほうがよりあっさりです。
【超あっさりとんこつ 長福亭】
店名:長福屋泰
番号:0955-73-8384
時間:11:00~15:00 17:30~21:00
定休:不明
駐車:3台
和多田に新しくできたラーメン店。コスモス裏の通りを東町方面に行くと左手にあります。駐車場が少ない上に停めにくいため、注意が必要。以前は居酒屋長福として営業していましたが閉店。その後ラーメン屋としてリニューアルしたそうです。
来店時からメニューを増やしており、とんこつスープをベースとしたカレーや醤油ラーメンなどが追加されています。
メインは豚骨ラーメン。ですがこれまで食べたどの豚骨よりもあっさりしており、豚骨特有の脂っこさや動物臭さはなく、これ本当に豚骨?となるほどさらりとしています。
麺は極細の小麦系。あっさり系のスープならこの細さがちょうどいいのでしょう。具はキクラゲとチャーシューと刻みネギとなりますチャーシューは脂身と半々のこってり系チャーシューでした。
それ故に豚骨らしさを求める人や、これ単体で食べると物足りなさを感じる人はいるかもしれませんが、豚骨の味は好きだが匂いや豚骨の風味が苦手と言うにおすすめです。
【豚骨以外がメインのラーメン店】
【他にはない支那そばが名物 関東軒】
店名:関東件
番号:0955-75-7154
時間:11:00〜21;00
定休:不定休
和多田に古くからあるラーメン店。以前はマサラマスター和多田店のところにありましたが、ちかまつ跡の再開発とともに移転。現在はコスモス駐車場敷地内にあります。
駐車場はコスモス、セリア、ヌルボン、コメダなどとの共用のためかなり広く、停められないということはないです。
店内はカウンターが5席程度でテーブル席もあります。前はスープの試飲ができましたが、今は衛生面からか置かれていません。
さらにラーメン屋では珍しいのかな?水餃子やワンタンがあります。これはラーメンを食べる人というより、ビールのつまみに頼む人向けです。そのため夕方になるとラーメンを頼む人だけでなくかけつけ一杯をする人がチャーシューや餃子をつまみにビールを飲んでいるのを見かけます。
スープは醤油メインの少し甘さを感じるスープ。麺は醤油には定番の中太縮れ麺。ツルツルのコシがあるタイプですすりやすくて醬油によく合います。通常の醤油ラーメンとは違う、甘みが強い独特の味をしています。他にはない味の為根強いファンが多くなっています。
【塩と醤油が名物 らーめんむらまさ】
店名:らぁ麺むらまさ
番号: 0955-74-3213
時間:11:00~15:00
定休:木曜
駐車:10台程度
菜畑にあるラーメン店。ラーメンの巨匠であるのもとで修行したことで有名となり、福岡からもお客がくる有名店。
店内はカウンターが10世程度にテーブルが複数。ラーメンは塩・醤油・豚骨・みそ・鶏そばとなっており、醤油と塩が人気味です。
ラーメンは塩と醤油が680円、味噌が780円、鶏白湯が630円の4種類。さらに白ご飯と餃子4つのAセット(320円)、卵かけご飯に餃子のBセット(370円)刻みチャーシュー丼と餃子のCセット(470円)の3種類があります。
スープは醤油の甘みが最初に来て、後に塩味が来ます。醤油の甘みがある分塩ラーメンに比べると塩の強さは感じません。かといって味が薄いということはなく、ご飯が進むタイプのしっかり味の醤油ラーメンです。塩味が強い中華そばとは異なる味付けです。
麺は喉越しの良いストレート麺。コシは少しある程度で、比較的スルスル食べやすい麺でした。そのため醤油との相性はばっちしでした。
【醤油ラーメンの概念が崩れた創作ラーメン り庵】
鏡にあるラーメン屋。場所がわかりにくい上、駐車場は縦列駐車のためすごく停めにくいです。
ここの名物は白醤油ラーメン。具材に食用花を添えてあるオシャレなラーメン。
そして飲んでみると、醤油ラーメンらしからぬコクと旨味を持ったスープ。名前こそ醤油ラーメンですが、全く別の何かと思って食べたほうがよいです。
むらまさは塩と醤油が名物ですが、自分としては塩より醤油のほうが好みでした。醤油の甘みが強く、塩味とのバランスがよかったので最後までスムーズに食べられました。
【醤油の概念を崩す創作ラーメン り庵】
店名:り庵
番号:0955-58-9348
時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休:木曜
駐車:6台
イオンやエディオンといった店が並ぶ鏡ー浜崎通りの道の裏にあるお店。かがみ動物病院があるところの道か鏡神社の入り口がある道のどちらかからいけば道沿いにあるものの、初見だと迷う可能性が高いです。また駐車場も縦列駐車が4台。さらに店に直結して少し道路にはみ出るように停めないといけないのが2台と車も停めにくいため、前から気になっていたものの寄ることができませんでした。
しかし今回は駐車場が空いていたのでついに入店。店内はカウンターが2つに分かれており、それぞれで5人程が座れ、さらにテーブル席が二つあります。
メニューは塩・醤油・白醤油・煮干しラーメンがメインとなります。さらにタンタンメン・台湾ラーメンがあり、期間限定で別に変わり種ラーメンがあります。自分の時はレモンラーメンというものがありました。麺もストレートとちぢれ麺かを選べ、替え玉・大盛は140円となっています。
サイドメニューは刻みチャーシュー丼・そぼろ丼・とろ肉丼というものもありました。丼はプチ・普通・大盛の3種類があるので、自分の食べれる量で選べます。さらに珍しいものとして味変メニューとして煮干し粉や辛みそなんてものもあります。唐津では珍しい創作系ラーメンが売りとなっています。
※白醤油ラーメン
口にいれた瞬間に豚骨のような動物系の強い香りが広がります。しかしすぐに醤油ながらパンチのあるうま味が広がります。醤油系ときくとあっさりした風味を想像していましたが、なかなかにしっかりとした強さと風味が癖になります。泡立っているところは口当たりが若干マイルドになっているのも面白かったです。
具材もチャーシューにきくらげ、そして赤玉ねぎという珍しいラインナップ。赤玉ねぎは苦みが口の中をリセットしてくれます。生野菜の苦みをこんな風に活かすのかと感心しました。
【野菜たっぷり味噌ラーメン どさん子 唐津・和多田店】
店名:どさん子 唐津・和多田店
番号: 0955-74-6308
時間:11:00~3:00
定休:月曜
駐車:5台程度
和多田にあるラーメン店。唐津では珍しい味噌ラーメンがメインのラーメン店となっています。上り線からしかお店に入れず、出る際も唐津方面に帰るには一苦労しますのでご注意を。
店内はカウンターが6~7席ほど、4人掛けのテーブルが2つあります。お店の中はお世辞にも綺麗と言える感じではありません。これは客を選ぶタイプのお店だなあ・・・・
メニュー表のようなものはなくカウンター上に張り出されている料理名と、壁に貼ってあるメニューとなっています。ラーメンは豚骨や塩、醤油等一通りの種類を揃えていますが、目についたのはその安さ。味噌ラーメンでも500円、中華そばなら450円などワンコインで食べられます。チャーシュー麺などになるとさすがに500円では収まりませんが、それでもお得な料金となっています。
直径だと用意されていた箸が乗らないサイズとなっています。それに味噌ということもあり野菜たっぷり。もやし、キャベツ、キクラゲ、コーン、ワカメと種類も豊富。チャーシューは脂身が少ない豚ももでした。
まずはスープから。塩味はそれなりに強め。ですが野菜の甘みが溶け出しているおかげで、思ったほど塩辛さはありません。味噌のコクと野菜の甘みが合わさって非常に飲みやすいミソスープです。
次に麺。あまり味噌ラーメンを食べないのでわからないのですが、中太ちぢれ麺なのが普通なのでしょうか。まあ合ってるからいいけど。
野菜もたっぷり入っているので結構お腹いっぱいになります。
【名古屋の台湾ラーメンが食べられる 麺屋なら浜玉店】
店名:麵屋なら 浜玉店
番号: 0955-56-8500
時間:11:30~21:00
定休:月曜
駐車:有
本町にあるまぜそば専門店の2号店。7月29日にオープンしました。昔ようちゃんラーメンがあったところにあり、とんかつきのやの向かいにあります。
店内はカウンターとテーブル席で構成されています。ですが1号店と2号店ではかなりの違いあり、1号店は自前の駐車場がないため有料駐車場の無料券を配っていますが、こちらは自前の駐車場があります。
また1号店は注文式、2号店は食券式になっており、さらにまぜそばが中心メニューであることはどちらも同じですが、1号店は焼き鳥などの居酒屋メニューを提供しているのに対し、浜玉店では醤油・塩・台湾ラーメンを提供しています。醤油・塩は600円、台湾は700円となっています。
スープは見た目通りに辛い。ですが最初に若干の酸味があり、そのあとにうま味がきます。何味と聞かれるとどのジャンルにも該当しない味。ですがおいしい。
麺はちぢれ麺。こちらもおいしかったけど、追い飯が利用できるまぜそばと違い麺のみとなる台湾ラーメンはちと足りない。でもこれをお酒の締めに食べたらおいしいだろうなあと思います。